0524_011
喜家村邸 古民家再生

奈良県葛城市、當麻寺の門前町に佇む古民家。
有名な當麻曼荼羅の「つづれ織」を伝承され、
藪垣に囲まれた庭と落ちついた空間で織物を。

0524_011
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
PlayPause
previous arrow
next arrow
0524_011
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
Slide
previous arrow
next arrow

喜家村邸は、奈良県葛城市にある當麻寺の門前町にある古民家です。當麻寺は「當麻曼陀羅」で大変有名な奈良県有数の浄土信仰を体現するお寺です。「當麻曼陀羅」は、は藤原鎌足の孫にあたる豊成卿の娘として生まれた中将姫が、たくさんの蓮を集め糸にし、千手堂(曼陀羅堂の前身)にて一夜にして織りあげたというによります。

当主の喜家村さんは、「當麻曼陀羅」と同じ「つづれ織」を伝承され、長く生業とされてこられました。喜家村さんが「つづれ織」始めたのは、この「當麻曼陀羅」との出会いがきっかけであり、たいへん縁の深いこの當麻寺の門前町に古民家を見つけられ、ついの棲家として移られました。喜家村さんの理想をしっかりとお聞きし、自然と歴史に囲まれた古民家を、ゆったりと時間の流れる唯一の空間として再生いたしました。

特に家屋に隣接する庭は、喜家村さんに大変ご満足いただけた、こだわりの日本庭園に仕上がりました。もともと奥行きの深い縦長の土地で、庭造りにはたいへん難しい形状でしたが、桂離宮を手掛ける京都の横山竹材店さんと共同で、庭石から植栽までこだわり、すばらしい庭園に蘇りました。伝統の「藪垣」に囲まれた落ち着いた庭と家屋は、静かなゆったりとした時間の流れる特別な空間となりました。

大好きな猫と自分だけの素敵な時間。理想の空間で「つづれ織」をゆったりと織る幸せを実感されていると、喜家村さんは素敵な笑顔でお話しいただきました。